住戸内のお手入れ

住戸内のお手入れ

住戸内の修繕

改修工事等へのご協力

市営住宅及び共同施設を大切に長く使用するため、外壁や屋上等の計画的な改修工事や漏水等の緊急修繕を行う場合があります。

その際は、作業の支障となる荷物等の移動や契約駐車区域の移動等に、必ずご協力をお願いします。

■お住まいのみなさまの負担で行う修繕

住宅の修繕には、入居者の負担で行うものと、市が行うものがあります。下表に掲げる修繕は、入居者の負担で行う代表的な項目で、掲載されていない項目もありますので、ご不明な点はお問い合わせください。

なおご自分で修繕を行うことも可能です。

①軽微な修繕

入居者みなさまからの修繕を受け付けたもののうち、下表に列挙するような、日常的な消耗品(おおむね5年未満で交換が必要となるもの)に相当する部品又は、内装材等の修繕、交換については、入居者の負担となります。

「軽微な修繕」に該当する内容
  1. 畳の裏返し、表替え
  2. ふすまの表替え
  3. 錠破損や鍵紛失等による錠前(シリンダー錠、鍵)交換エ.内装(壁や床、天井、木枠など)の傷の補償、塗替え
  4. 破損ガラスの取替え
  5. 結露や腐食により汚損した壁や天井面の補修、塗替え
  6. 網戸の修理、ポスト(鍵や南京錠)や牛乳受け、新聞受け等の修理、交換
  7. これらに類する軽微な修繕

②附帯施設の構造上重要でない部分の修繕

入居者みなさまからの修繕依頼を受け付けたもののうち、次の表に列挙するような住戸内の軽微な交換部品(電球、パッキン類など)の修繕、交換については、入居者の負担となります。

「附帯施設の構造上重要でない部分の修繕」に該当する内容
  1. 給水栓(蛇口)のコマパッキンや三角パッキン等の交換修繕
  2. 便器タンクのフロート弁、便器の便座、ふたの交換
  3. 風呂場の浴槽ふたの交換、ゴム栓や鎖の交換
  4. 室内照明器具の電球、蛍光管、LED電球(LEDライトユニットなど)、グローランプの交換、アンペアブレーカー(漏電遮断機)のヒューズの交換
  5. 共用部(廊下や階段等)の照明器具の電球(LEDライトユニットを除く)や蛍光管の交換
  6. スイッチ、コンセント等のプレートの清掃及び修繕
  7. 専用排水管の詰まり解消、水道管凍結による修繕(解氷作業等)
  8. 入居者が設置した灯具やガスコンロ等の交換修繕
  9. レンジフード換気扇等の修繕
  10. これらに類する構造上重要でない部分の修繕

③入居者自ら設置した工作物等にかかる修繕

入居者のみなさまが設置した住戸内の灯具、本誌の承認を受けて設置した工作物の修繕、交換または原状回復(撤去等)については、入居者の負担となります。

④入居者の故意・過失等による修繕

入居者みなさまからの修繕依頼を受け付けたもののうち、下表に列挙するような、入居者の帰責事由により発生した修繕、交換については、入居者の負担となります。

「附帯施設の構造上重要でない部分の修繕」に該当する内容
  1. 結露による内装の汚れまたは腐食による修繕
  2. 故意又は過失により破損した内装、建具等の修繕
  3. 破損ガラスの取替え
  4. 引越し作業で生じたひっかきキズの修繕
  5. 退去者の不注意による雨が吹き込んだことによる畳やフローリングの色落ちの修繕
  6. 落書き等の故意によるき損の修繕
  7. タバコ等のヤニ臭いの修繕
  8. 下地ボードの交換が必要な程度の壁等のくぎ穴、ネジ穴の修繕
  9. クーラーからの水漏れを放置したために壁が腐食したための修繕
  10. 飼育ペットによる柱等のキズ・臭いの修繕
  11. 日常の不適切な手入れ若しくは用法違反による設備のき損修繕
  12. 錠破損や鍵紛失等による錠前(シリンダー錠、鍵)交換
  13. その他これらに類する損傷等の修繕

まずは応急の対処を行いましょう

水漏れや急な停電などでは、応急の対応を素早く行うことによって被害が大きくなることを防ぎ、生活への影響を抑えることができます。緊急の時ほど、慌てずに落ち着いて、まずは応急の対処を行いましょう。

なお、より快適にお住まいいただくための参考にトラブル対処方法を記載しておりますので、どうぞご活用ください。

突然の水漏れ
  • ①水を受け、上のお宅を確認し、真上の階が同じ状態ならさらに上階を確認します。
  • ②上階が不在で水道メーターが回っていたら、書き置きして止水栓を閉めましょう。
  • ③水をこぼしてしまったら、まず下のお宅へお知らせし、責任を持って対応しましょう。
停電
  • ①使っていた電気製品を全て外します。
  • ②中間位置に下がっているブレーカーを見つけて、「カチッ」という手応えを確認しながらいったん下げ、それから上げ直します。
  • ③電気製品を接続し直して、また同じブレーカーが働く場合は、製品か回路の故障が考えられます。
住宅用火災警報器が鳴りだした

くん煙式殺虫剤や煙草等の煙、湯気やホコリを感知して鳴り出す場合があります。

  • ①紐を引くかボタンを押して音を止めます。
  • ②煙や熱に反応した可能性があります。換気扇を回す、窓を開けるなどで換気します。
  • ③何度止めても鳴る場合には故障の可能性がありますのでお知らせください。
  • ※くん煙式殺虫剤を使用の際は、ビニール袋等で感知機を覆ってご使用ください。
ガス漏れ警報器が鳴りだした
  • ①まずガス局へご連絡ください。
  • ②側面にある緑ランプの点滅は交換時期のお知らせです。ガス局へお問い合わせください。(※市で設置した場合でも、交換費用は全て入居者の負担となります。取り外しをご希望の場合は総合センターへお問い合わせください)
玄関ドア上のブザー(戸外ブザー)が鳴り出した。

玄関ドアの外側上部に設置され、室内のガス漏れ警報器と連動する装置です。

  • ①急に鳴り出したら仙台市ガス局 ガス漏れ受付専用ダイアル「022-292-6663(24時間対応)」へご連絡をお願いします。
  • ②湿気に反応し誤作動を起こすことがあり、撤去させていただく場合もあります。
断水
  • ①断水作業は、戸別及び棟別にお知らせのうえで行っていますので、届いていないか確認しましょう。
  • ②メーター部の水道元栓や水抜き栓が閉栓されていないか確認しましょう。
水道凍結
  • ①氷点下の気温が何日も続くと、水道凍結のおそれがあります。
  • ②水道凍結時の解氷作業は入居者負担です。ご自分で解氷する際は、水道管にタオルを巻きつけ、ぬるま湯を掛けて温めます。
  • ③水道凍結により水道管や給湯器が破損した場合の修繕についても、入居者負担となることがあります。
  • ④凍結防止については下図を参考にしてください。

排水が詰まった

室内専用管の排水詰まりは同じ方法で対処できます。

  • ①排水口にラバーカップを密着させ、ゴム部分が隠れる高さまで水を溜める。
  • ②ラバーカップの柄を静かに押し込んでいき、ゴム部分が凹みきったら一気に引っ張る。

①→②を何度か繰り返す。

建物全体の排水詰まり事故は以下に気を付けて皆さんで予防しましょう。

  • 生ゴミや油、髪の毛など固形物等を取り除いて排水する。
  • トイレにはトイレットペーパー以外の紙やおむつ等異物を流さない。

排水管は設備の使い方により故障や詰まりが起こりやすくなります。

共同の排水管を詰まらせると下階の排水口から水が逆流し、下階の皆さんが困りますので、部屋の排水管の詰まりを放置したり、ゴミや異物を流す等をせず気をつけて使いましょう。

■市の承認がない模様替えは禁止です

エアコン専用回路の増設や洗浄便座手すりの設置、衛星放送や光回線インターネットを利用したいときは、事前に工作物の届出を行い、市の承認を得られた場合のみ設置できます。又、入居者には原状回復の義務があり、工作物は住宅を退去する際に撤去し元に戻さなければなりません。

間取りの変更は禁止です。家具の配置は押入れの収納方法を工夫するなど、間取り居合わせた生活をお願いします。

エアコンの設置について

エアコン設置の際、配線やホースを通すため、壁に穴を開ける工事は禁止していますので、取り付け時の条件を守って設置してください。

エアコン専用のコンセントが設置されていない住宅については、コンセント回路の設置の際「工作物等設置申込書 」の提出が必要となります。

より快適にお住まいいただくために

市営住宅では、お住まいの皆さまがご自身で修繕を行うことも可能です。ここでは、ホームセンター等で手に入る材料でできる身近な修繕についてご紹介します。

■簡単な修理等の一例

■トイレの水漏れ修繕:フロート弁の交換(下の図はTOTOタイプです)

■排水トラップの皿とカップの溶接が取れた

簡単に出来る排水管の清掃のやりかた(排水が流れにくくなったら)

  • 用意するもの
  • ゴムホース
  • 雑巾又はタオル
  • ①排水口に取り付けてあるゴミ受け目皿とワン(トラップ金具)を外して排水口が見える状態にします。

  • ②蛇口にゴムホースを取り付けます。

    ※ホースは、抜けないようにしっかり取り付けてください。

  • ③ゴムホースを排水管の中に差し込みます。

    ※ホースは奥まで差し込みます。(押したり引いたりしながら差し込んでいくとスムーズに入ります)

  • ④排水口を雑巾又はタオルで押さえつけます。

  • ⑤手で雑巾等を押さえ、蛇口を全開にして勢い良く水を注ぎ入れます。

    ※蛇口を開けた時に水圧でホースが抜けないよう、ホースと蛇口の繋ぎ目をしっかり押さえます。

  • ⑥管の中が水でいっぱいになり雑巾が浮き上がる感じがしたら水を止める

    ※水を止めたら、ホースを抜いて水を流してみましょう。7目皿とワンを戻して終わりです。

●排水つまりの原因

つまりの原因は、生ごみをそのまま流してしまったり、油等を流してしまったことによりその油が配管の中で固まってしまうことにより詰まってしまいます。

●つまっているかいないかの確認の仕方

流し目皿とワンを取って水を流した時にボコボコなるような時は、つまる前兆です。

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